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「なでしこジャパン」池田太監督が始動「実績・序列NO」で若手有望株を積極登用する方針打ち出す

2021年10月18日 21時03分

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なでしこ・池田太新監督

なでしこ・池田太新監督

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が18日、千葉市内で7日間の強化合宿をスタートさせ、MF成宮(INAC神戸)ら初招集を含む国内組23人が体を動かした。池田太監督(51)は就任後、初めてチームを指揮。チームづくりや選考基準に関して、選手の序列や過去の実績を問わず、兼任するU―19女子日本代表から若手有望株を積極登用する方針を打ち出した。
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 その表情は希望、喜びに満ちあふれていた。練習前のミーティング。池田監督はなでしこの歴史、2011年に女子W杯を初制覇した映像を選手たちに見せ、「これからの未来を一緒につくっていこう」と呼び掛け、チームを奮い立たせた。
 19年女子W杯は16強、今夏の東京五輪は8強止まり。捲土(けんど)重来に向け、池田監督は「リーグでしっかりプレーしている選手、成長している選手は選考の基準になる」と指摘した上で、「実績・序列NO」の姿勢を打ち出した。
 海外、国内組をプレー環境を理由に分け隔てる考えはなく、「全体的なバランスを考えながら編成、チームづくりを考えている」と説明。過去の経験や実績にとらわれず、個々のプレー、成長を見極める意向で、今回の選考に関しても「東京五輪に選ばれていた、選ばれていないというよりも、WEリーグが始まり、特長、強み、武器を出している選手を招集した」と実力主義を強調した。
 さらに、U-19女子代表も兼務するため、「チームコンセプトは近くなる。(U-19での活躍が)なでしこに直結する」。若手の抜てき、積極登用の可能性もあり、「世代の壁も関係なく、強化していくことを考えている」と話した。
 来年1月のアジア杯(インド)、その先にある23年女子W杯の頂点を見据え、「受け身にならず、仕掛けていく準備と自信が必要」と指揮官。世界一奪還に向け、新生なでしこが第一歩を踏み出した。
▼池田太(いけだ・ふとし) 1970年10月4日生まれ、東京都出身の51歳。武南高、青山学院大を経て、93年に浦和入り。主にディフェンダーとしてJ1通算53試合出場、1得点。指導者に転身後は浦和、福岡などでコーチを務め、2017年にU―19女子日本代表監督就任。18年U―20女子W杯優勝。21年10月、なでしこジャパン監督就任。

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