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敦賀駅ホーム公開 地上21メートル、市街地を一望 

2021年10月18日 05時00分 (10月18日 09時51分更新)

3階にある新幹線ホームからは敦賀市街を見渡せる=敦賀市木ノ芽町で

敦賀駅の外観イメージ=鉄道・運輸機構提供


 二〇二四年春の北陸新幹線県内開業を前に、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構は十七日、建設工事が進む敦賀駅の現場を報道陣に初めて公開した。地上二十一メートルの高さにある新幹線ホームなどが公開された。
 敦賀駅は九月末に高架橋などの土木工事が完了。二三年秋の駅舎完成を目指し、工事を進めている。駅舎は三階建てで、完成すると屋根を含めた高さは三十七メートル、幅四十一メートル。新幹線ホームの延長は三百十二メートル。三階に新幹線ホーム、二階に改札や商業施設などが入るコンコース、一階に在来線のうち特急が発着するホームが整備される。
 新幹線ホームには本線と副本線の計四本の線路が並ぶ計画。壁はガラス張りとなるため、ホームからは敦賀の市街地や敦賀湾を一望できる。在来線ホームには開業後に使用するレールが既に敷設され、二階では乗務員が滞在するバックヤードの施設工事が始まっていた。
 現在、駅舎の工事進捗(しんちょく)率は25%。現場では周辺の地形などから強風に悩まされており、十七日も新幹線ホームの風速は一三メートルを超えていた。来年三月から始まる駅舎上屋の工事に向け、機構の担当者は「強風も踏まえ、安全に配慮した施工計画を立てて進めていきたい」と話した。 (林侑太郎)

建設中の北陸新幹線福井駅のホームを見学する参加者=福井市中央1で


 福井駅舎でも見学会

 二〇二四年春の北陸新幹線県内開業を控え、県は十七日、建設が進む福井駅で施設見学会を開いた。県内の小学生から八十代までの男女五百人が五回に分かれ、工事中の駅舎を見て回った。
 鉄道建設・運輸施設整備支援機構の職員が、駅舎の構造や工事の進み具合を解説した。中二階にある在来線との連絡通路や、一乗谷朝倉氏遺跡の唐門をモチーフにした駅舎外観のデザインなど、福井駅ならではの特徴も紹介された。
 二階ホームに移動した参加者は、今しか見られない光景を写真に収めたり、北陸新幹線に関するクイズラリーに挑戦したりして楽しんだ。大野市下庄小一年の島田煌大(こうだい)君(7つ)は「中をいろいろ見ることができた。新幹線が来るのが楽しみ」と話していた。
 駅舎工事の進捗(しんちょく)率は九月末時点で73%で、来夏に完成予定。十一月には敦賀車両基地でも見学会が開かれる。 (曽根智貴)

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