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【北信越高校野球】沖縄の両親「選抜に呼ぶ」 マーガード1失点完投

2021年10月18日 05時00分 (10月18日 10時53分更新)
日本文理−星稜 好投した星稜・マーガード投手=長野県諏訪市で

日本文理−星稜 好投した星稜・マーガード投手=長野県諏訪市で

 2点リードの九回2死一、三塁。相手打者が放った飛球が中堅手のグラブに収まるのを確認すると、星稜のマーガード真偉輝(まいき)キアン投手(二年)は右の拳を握り、ほえた。122球を投げ1失点完投。エースの投球に林和成監督も「この試合はマーガードに尽きる」と手放しで褒めたたえた。
 「前日の試合は力んでいた。きょうはバックを信頼して打たせて取る気持ちで投げた」とマーガード投手。途中登板し、制球が定まらなかった一回戦の反省を生かし、この日は打たせて取る投球で要所を締めた。1点を返され、なおも1死満塁のピンチではカットボールを使って狙い通りの併殺打で切り抜けた。
 準決勝に進み、来春の選抜高校野球大会出場が見えてきた。沖縄県出身の右腕は「入学後、コロナであまり試合に見に来られない両親も選抜なら見に来てくれる」と語る。遠く離れた両親にマウンドでの勇姿を見てもらうために、エースは懸命に腕を振る。(郷司駿成)

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