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ビオトープで栽培 「富富富」味わって 魚津水族館が親子試食会

2021年10月18日 05時00分 (10月18日 10時47分更新)
ミッケビオトープ産「富富富」を使ったカレーライスを楽しむ子どもたち=魚津市のかがやき営農組合で

ミッケビオトープ産「富富富」を使ったカレーライスを楽しむ子どもたち=魚津市のかがやき営農組合で

 魚津市の魚津水族館が四月に地元の農事組合法人「かがやき営農組合」と協力して造成した「ミッケビオトープ」で無農薬栽培した県ブランド米「富富富」の試食会が十七日、同組合であった。市内外の水族館サポーターの親子ら二十人が「生き物を大切にする田で取れた米」の味を確かめた。
 ビオトープは水田やその周囲にいる生き物の様子を観察しようと休耕田を利用し、水田と水深二五センチ程度の浅い池を造った。一アール余の水田にはサポーターが五月二十三日に組合の協力で「富富富」の苗を植え、九月二十三日に館職員らが稲刈りをした。約三十キロの収穫があった。
 この日、親子らは組合の乾燥調整施設に集合。高橋博信組合長が「おいしい富富富を堪能して」、稲村修館長が「いろんな生物がすめる環境で作った米を味わって」とあいさつ。不破光大(みつひろ)学芸員がこれまでにレッドデータブックとやまで準絶滅危惧種に指定されているトンボ「ミヤマアカネ」をはじめ、十八種の生き物を確認したと報告した。
 親子らはカレーライスを食べた。黒部市中央小学校六年の野坂瑞貴(みずき)君(12)は「もちもちしている」、妹の同小四年、朱里(あかり)さん(9つ)は「かむと甘みが出てくる」と舌鼓を打った。家の米と比べるため、参加者一人に米三百グラム(二合)が贈られた。(松本芳孝)

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