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「大谷翔平」という奇跡

2021年10月18日 05時00分 (10月18日 05時00分更新)

イラスト・小河奈緒子

 現実がフィクションを超えたといわれる、米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手。今季は投打の二刀流で大活躍し、分業、専門化が進む現代野球の常識を打ち破った。この奇跡をどう受け止めるか。

 大谷翔平(おおたに・しょうへい) 1994年、岩手県生まれ。2013年に日本ハム入団。投打の「二刀流」で活躍し、16年にはパ・リーグ最優秀選手。18年に入団した米大リーグのエンゼルスでも二刀流でプレー。今季は投手で9勝2敗、打者では打率2割5分7厘、46本塁打、100打点、26盗塁。最優秀選手の最有力になっている。

常識超えていく選手 スポーツジャーナリスト・二宮清純さん

スポーツジャーナリスト・二宮清純さん

 飛び抜けた才能の野球選手を評する時、私たちは「天才」「革命児」「スーパースター」といった冠言葉を使ってきました。でも、大谷はそうした手あかのついた言葉では言い表せない。私たちにとって、まさに「未体験ゾーン」の選手です。
 今季の活躍は、三年前の肘の手術が成功して体に不安がなくなったことが一番大きい。その後のリハビリやトレーニングがうまくいき、見事な逆三角形の肉体を手に入れました。その筋力があのとてつもないスイングを生みました。弓を限界まで引...

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