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最速151キロ右腕が5者連続三振の見せ場 4安打完封で中京大2季ぶり42度目優勝【大学野球】

2021年10月17日 19時52分

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歓喜に沸く中京大ナインら

歓喜に沸く中京大ナインら

◇17日 愛知大学野球リーグ 最終週第2日 中京大10―0愛院大(17日・パロマ瑞穂)
 今年の春季リーグは最下位に沈んだ中京大が愛院大に圧勝し、2季ぶり42度目の優勝を決めた。プロを目指す2年・磯貝和賢(かずよし)投手(愛知・中部大第一)が4安打完封。力のある速球を軸に変化球を織り交ぜ、5者連続を含む7奪三振の快投だった。中京大は明治神宮大会の出場権を懸け、愛知・北陸・東海地区三連盟王座決定戦(30~31日、パロマ瑞穂球場)に臨む。
 最後のバッターを右飛に打ち取ると、マウンド上の磯貝はベンチから押し寄せてくる仲間の歓喜の波にあらがえず、思わずはじき飛ばされてしまった。この日の立役者は「優勝の懸かった試合で投げられ、楽しかった」と事もなげに語る度胸の持ち主だった。
 勝てば優勝の大一番。天気予報で強風が吹くことが分かっていた半田卓也監督は「強い球を投げられるピッチャー」と先発を決め、会場入りしてから最速151キロを投げる磯貝に告げた。試合前は継投も考えたが「持ち味を出してくれた。スイスイと回が進んでいたので、余計なことはしない方がいい」と最後までマウンドを託した。
 磯貝は立ち上がりから好投。「いつもは全力で投げるタイプだけど、質のいい球とコントロールを意識」すると、スライダーが面白いように決まり、直球は鋭さを増した。1~3回の5者連続三振はそのハイライトとなった。
 トレーニングの成果か、この秋だけで体重5キロ増。高校時代からは12キロ増の98キロになり、球質が重くなった。阪神育成1位に指名された左腕の伊藤稜投手ら間近にいる先輩から「体重移動や体の使い方」も学び、最速143キロだった直球も大台を超えた。卒業後はプロ入りも見据えるが、まずは「チームを引っ張るエース」(磯貝)として無二の存在になる。

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