オリックス2位野口智哉が史上31人目の通算100安打 最多記録は田口壮の123本、大台超えは辰己涼介、片岡篤史などそうそうたるメンバー【関西学生野球】
2021年10月17日 15時22分
オリックスからドラフト2位指名された関西大の野口智哉遊撃手(4年、鳴門渦潮高)は17日、関西学生野球秋季リーグ戦の対同志社大2回戦(ほっともっとフィールド神戸)で2安打を放ち、史上31人目の通算100安打を達成した。
今季は「3番」を任されていた野口が、リーグ戦で初めて「1番」として出場した。
「達成しろという意味の1番だったので、期待に応えられて良かったです」。あと2安打で迎えたリーグ戦の最終戦。1回は遊直、4回は先頭で直球を中前打。6回は1死走者なしで、先発した186センチ右腕の真野凜風(まの・りんか)投手(2年、天理高)のフォークを左前打した。
「ひと安心というのはあります。1打席目に、正面でしたが、いい当たりが打てたので、きょうはいけるかな、と思いました」
そのポジティブ思考がプレッシャーをはねのけた。ネット裏で視察したオリックスの谷口悦司スカウトは「プロでも、きょうのような打撃でヒットを打てると思う」と期待感を口に。記録を達成する一方、悔いを残す打席もあった。1点差に迫った7回1死満塁のチャンスで遊飛。この逸機が響き、連敗で今秋リーグ戦の全試合を終えた。
「あそこで打てないところが、まだまだ。次は関西代表決定戦で、ああいうところで1本出せるようにしたい」
同リーグの通算最多安打記録は、関西学院大の田口壮(現オリックス外野守備走塁コーチ)の123本。100安打は122本の立命館大・辰己涼介(現楽天)、114本の近畿大・二岡智宏(現巨人3軍監督)、107本の近畿大・小深田大翔(現楽天)、100本の同志社大・片岡篤史(元阪神など)らが達成している。
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