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<らいぶらりー> ありがとう、アーモ!

2021年10月17日 05時00分 (10月17日 13時36分更新)

◇オーゲ・モーラ 作
◇三原泉 訳
◇すずき出版 1650円

 「アーモ」というのはイボ語の「女王」という意味で、ナイジェリア出身の作者は「おばあちゃん」という感じで使っています。
 アーモが作っているお鍋いっぱいの、特製シチューのおいしそうな匂いが窓から漂っていきます。
 トントン! 戸を開けると男の子がいい匂いがしてると立っています。「わたしのゆうごはんなんだけどねえ…」。少し迷って、分けてあげると「ありがとう、アーモ!」。その子はうれしそうにいそいそと帰っていきました。
 しばらくするとまたトントン。いい匂いがしたので、何の匂いか調べにきたというおまわりさん。それからもホットドッグ屋さん、タクシーの運転手さん、お医者さん、ダンサー…市長までやってきました。
 そのたびにシチューを分けていたアーモ、夕ごはんの時にはお鍋はからっぽ。がっかりしているとシチューをもらった人たちが、今度は分けてあげに来たんだよとやってきて、一緒に食べたり踊ったり楽しい時間を過ごしました。
 コラージュで表現された温かい絵は、お話を明るく楽しくしています。
 コロナ渦中で距離を取り、個食、黙食が奨励される日々。私たちはやはり人とつながって生きていたいなあと心から思います。(金沢子どもの本研究会 木村和子)  
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