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「労組の意義は」?広がる戸惑い 愛知11区・古本さん不出馬

2021年10月16日 05時00分 (10月16日 05時01分更新)
設置された衆院選愛知11区のポスター掲示板=15日、愛知県豊田市で

設置された衆院選愛知11区のポスター掲示板=15日、愛知県豊田市で

 トヨタ自動車労働組合出身で愛知11区選出の古本伸一郎前衆院議員(56)=無所属=の衆院選不出馬が、愛知県内の他の選挙区や労組にも波紋を広げている。トヨタグループの労組でつくる全トヨタ労働組合連合会(全ト)の支援を受けてきた立憲民主党の立候補予定者陣営は、支持者の士気低下を懸念する。連合の中核をなす全トが自民党との争いを避ける判断をしたことで、労組の野党支援のあり方など、影響が全国的に波及する可能性もある。
 愛知13区(刈谷市、安城市など)は、選挙区内にトヨタ系部品メーカーが多く集まり、全トの勢力が強い地域だ。同区から出馬する立民前職の大西健介さん(50)は十五日朝、安城市内で後援者が経営する企業の朝礼に顔を出した。三十人ほどの社員らを前に古本さんの不出馬に触れた上で「右往左往せずに、正々堂々と有権者の審判を受けたい」と語った。
 全トが選挙直前になって突然、古本さんの不出馬を決めて後継候補も立てないのは、これまで選挙で対抗してきた自民党を利する行為になり、傘下労組の士気低下を招きかねない。
 大西さんの陣営関係者は「中小企業は、迷いが生じるのでは。どのような影響が出るか、測りかねている」...

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