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浜岡再稼働どうする 参院補選3候補

2021年10月16日 05時00分 (10月16日 05時01分更新)
 参院静岡選挙区補選(24日投開票)では、原子力規制委員会による新規制基準の適合性審査が続く中部電力浜岡原子力発電所(御前崎市)の再稼働を巡って、3候補者の違いが明確になっている。ただ、エネルギー政策全般や使用済み核燃料の処理方法となると、具体的な説明は聞こえてこない。
 自民新人の若林洋平さん(49)=公明推薦=は10日、御前崎市商工会の約50人との意見交換会で「浜岡(原発)をなぜ止めているのか分からない。使用済み核燃料の処分技術を確立するためには、今止め続けることは得策ではない」と再稼働に前向きな発言をした。一方で「再稼働というのは感情的なところもある。地域住民が納得しないと。科学的根拠をもって説明することが大事だ」とも語り、バランスをとった。
 無所属新人の山崎真之輔さん(40)=立憲民主、国民民主推薦=も15日、同市で演説。「今は新型コロナで国難だ。良い政策を訴え、与野党伯仲の政治を目指す」などと訴えたが、浜岡原発には触れなかった。演説が終わると、中部電力労組の組合員が頑張ろう三唱の音頭を取った。応援に立った国民の榛葉賀津也幹事長(県連会長)は「地元の皆さんのおかげで、エネルギーの安定供給が保たれている」とあいさつした。
 共産新人の鈴木千佳さん(50)は15日までに、同市にはまだ入っていないが、演説では毎回「浜岡原発の再稼働反対」を訴えている。補選が告示された7日夜に東京や埼玉で震度5強の地震があったことを受け、8日の焼津市では「昨日も大きな地震が起きた。県民の命を守るために再稼働を許してはいけない。廃炉にする願いを(私に)託してほしい。原発ゼロとはっきり言える鈴木千佳を国会に送って」と呼び掛けた。

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