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日本OPで何度も激闘演じてきた池田勇太と小平智が予選同組でデッドヒート 同じ66で回り首位と3位【男子ゴルフ】

2021年10月15日 17時58分

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予選2日間を一緒に回り、名勝負再現を予感させた池田(右)と小平

予選2日間を一緒に回り、名勝負再現を予感させた池田(右)と小平

◇15日 男子ゴルフ 日本オープン第2日(滋賀県栗東市・琵琶湖CC)
 実力日本一を決めるこの大会を2014年と17年に制している池田勇太(35)が66で回り、通算11アンダーで前日の3位から首位に浮上した。ショーン・ノリス(南アフリカ)も7つ伸ばして並んだ。15年優勝の小平智(32)=アドミラル=が通算10アンダーにし、1打差3位で追う。前日首位の岩田寛(40)も3位。世界アマランク1位で3週前にツアー優勝した中島啓太(21)=日体大3年=は60位でぎりぎり予選を通過した。
     ◇
 この大会で何度も激闘を演じてきた池田と小平が、予選段階から同組でデッドヒートを展開した。第2Rは池田、小平とも66。1打差で決勝に突入する。
 同じ66でも、内容は対照的だ。池田はドライバーショットが乱れながらもパッティングなど要所を締め、6バーディー、1ボギー。17番で厳しいラインのパーパットを決め、18番では3メートルを沈めて、自慢するような表情を浮かべた。コロナ禍が落ち着きを見せ始め、久しぶりにコースを囲んだ観客の姿が原動力。「大勢の人がいる前で優勝したい。これが本来のゴルフトーナメント。俺たちの仕事は、見せることだから」。拍手が起こるたびに、手を上げて答えた。
 小平が優勝への最大のライバルになりそうなことは認めている。「智もすごくいいゴルフをしていたね。米ツアーから帰ってきた智と自分。ギャラリーのみなさんも喜んでくれたんじゃないかな」と語った。
 一方の小平は、イーグルあり、ダブルボギーあり。イーグルは16番パー5、残り200ヤードの第2打を6番アイアンでピンまで12メートルのカラーに。そこから「完璧なライン読みで」ずばりと決めた。
 ただ「この会場で米ツアーをやっているとしたら、自分のスコアは20~30位くらい」と、全く満足していない。米国ならカットラインは6アンダー、優勝スコアは16~17アンダーになるだろうという。昨季限りでレギュラーツアーのシード権を逃し、来年は下部ツアーから再起を目指す。「自分は(レギュラーツアーに)戻るつもりでやっているから」と何度も繰り返した。
 それでも、過去の池田との闘いはやはり忘れられないよう。「勇太さんも変わっていたし、ぼくも変わった部分がある。またいい争いをしたい」と、最終日での直接対決を熱望した。今年も名勝負数え歌になりそうな予感が漂ってきた。

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