大外強襲あるぞミスフィガロ 最軽量馬の末脚を侮るなかれ…マカヒキ好騎乗の藤岡康がまたも仁川の主役をさらうか【秋華賞】
2021年10月15日 16時32分
◇第26回秋華賞(17日・G1・阪神・芝2000メートル)
大外から有力馬を一蹴だ。紫苑S3着のミスフィガロは金曜、栗東坂路をさらっと駆け上がって最終調整。見守った友道師は「追い切り後も体は減ってないよ。順調そのもの。落ち着きがあるのもいいね」と状態に太鼓判を押す。
最終追い切り後の馬体重は、428キロと出走馬の中で最軽量。それでも調教では小さな体をゴムまりのように弾ませており、師も「春先はひ弱な感じだったが、今は体がしっかりしてきた」と成長を説明。全兄にダービー馬ワグネリアンを持つ素質馬が夏を越して開花し、ここにきて強烈な末脚に磨きがかかっている。
枠番は大外の8枠16番。師は「競馬は内のが有利なんでね」としつつも「ゲートが課題なので偶数はいいんじゃないかな」と話す。鞍上の藤岡康は、先週の京都大賞典で同じ勝負服の僚馬マカヒキを5年ぶりの勝利に導いた立役者。話題のタッグが、2週連続で仁川をわかせる場面があってもおかしくない。
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