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初代所長に三重大・朴氏 WHOの地域環境保健センター

2021年10月15日 05時00分 (10月15日 05時03分更新)
三重大の朴恵淑特命副学長

三重大の朴恵淑特命副学長

 世界保健機関(WHO)アジア・太平洋環境保健センターの初代所長に、三重大の朴恵淑特命副学長(67)=環境地理学=が就任する。気候や環境の変化が人々の健康に及ぼす影響を調べ、その改善に取り組む。三重大特命副学長と兼務し、任期は十五日から一年。
 センターはWHO西太平洋地域事務局(マニラ)の専門事務所として二〇一九年十月にソウルに開所したが、所長職は不在のままだった。
 「大気汚染とエネルギー政策」「気候変動や健康」「水と生活環境」の三分野に力を入れるという。朴特命副学長は長年、三重県に活動の軸足を置き、四日市公害をはじめとする環境問題や地球温暖化対策を研究し、日本の環境政策にも精通している。
 朴特命副学長は「三重で培った知見や経験をほかの国にも広げるとともに、センターで得られる学びや取り組みを三重や日本に還元できたら」と強調。「大気汚染や気候変動などは一国だけでは対応は困難で、グローバルな働き掛けが必要になる。自分の持てる力を存分に発揮したいと思っている」と話した。 (梅田歳晴)

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