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下半身不随の黒人男性拘束 米警察の取り締まり問題再燃

2021年10月15日 05時00分 (10月15日 05時01分更新)
 【ニューヨーク=杉藤貴浩】白人警官による黒人男性暴行死事件をきっかけに「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切だ)」運動が巻き起こった米国で、警察の取り締まりのあり方が再び問題となっている。最近では下半身不随の黒人男性が車から引きずり降ろされ拘束されたのに続き、黒人男性を背後から七回銃撃した警官を訴追しないことが決定。議会では取り締まり適正化法案の成立が見送られ、改革の後退も懸念される。
 中西部オハイオ州デートンで先月三十日、地元の警官が黒人男性(39)の運転する車を停止させ、降車するよう要求。公開された警官のボディーカメラ映像によると、男性は「下半身が不自由で無理だ」「上司を呼んでくれ」などと拒否したが、押し問答の末に腕や髪などをつかまれ引きずり出された。
 米メディアによると、警察側は男性が麻薬捜査の監視対象の建物から出てきたことを交通停止と降車要求の理由としたが、男性は無罪を主張。全米黒人地位向上協会(NAACP)を通じて十日に記者会見し「警官は自分を犬やごみのように扱った」と憤った。
 八日には司法省が、昨年八月に中西部ウィスコンシン州で取り調べ中に車へ戻ろうとした黒人男性(...

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