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現役大学生プロ・石坂友宏が1打差2位発進 「彼らに負けたくない」腰痛こらえプロの意地見せる【ゴルフ日本OP】

2021年10月14日 22時47分

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1打差2位で初日をスタートした石坂友宏

1打差2位で初日をスタートした石坂友宏

◇14日 男子ゴルフ 日本オープン第1日(滋賀県栗東市、琵琶湖CC)
 今年の中日クラウンズなどツアー3勝の岩田寛(40)がパー71での大会ベスト記録を更新する63をマーク、8アンダーで首位スタートを切った。現役大学生プロの石坂友宏(22)=日本ウェルネススポーツ大=が1打差で追う。世界アマチュアランク1位で3週前にツアー初優勝を挙げた中島啓太(21)=日体大3年=や、2週前に下部ツアーを制した河本力(21)=同4年=らアマ勢は出遅れた。
   ◇     ◇
 これがプロの実力だ―。今大会は大学生のアマチュアたちが取り沙汰される中、大学4年生ながら一足早くプロとして活動する石坂が奮起した。7バーディー、ボギーなしの64、7アンダーで堂々の1打差2位発進。「彼らに負けたくない気持ちは、めちゃくちゃあります」と言い切った。
 9月初旬、誤ったフォームで筋トレしていたことが災いし、ぎっくり腰になった。それでも我慢して試合に出続けていたが、2週前のバンテリン東海クラシック初日、三好名物の16番パー3で左崖下に落としてトリプルボギーを打った直後に棄権した。「思い切りダフった。腰をかばって打っていた。これ以上プレーしていてもだめだと思った」という。
 前週のブリヂストンOPは4日間プレーした(20位)が、現在も完治はしていない。この日も朝起きたときは少し痛かった。だが、同じ学年の学生アマたちも大挙して出場してくる。「特に河本力は2週前の下部ツアーで優勝した。負けたくない」。そこにはプロとしての意地があった。
 距離が短く、ショートアイアンの精度や小技の技術が問われる今大会は、石坂向きだ。7つ奪ったバーディーのほとんどは、130ヤード以内から1メートル前後につけた。ピンチだった2番も執念でパーをセーブ。練習ラウンド時から、毎日5~6アンダーで回れる感触はあったという。昨年11月のダンロップフェニックスで金谷拓実との4ホールに及ぶプレーオフで、敗れたとはいえ一躍注目された。だが、現在まで未勝利のまま。大学生アマたちの目の前で日本一になる―これほどかっこいい勝ち方はない。

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