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石巻3人殺傷、再審認めず 最高裁、死刑確定の元少年

2021年10月14日 16時00分 (10月14日 16時00分更新)
 宮城県石巻市で二〇一〇年に起きた三人殺傷事件で殺人などの罪に問われ、死刑が確定した元少年の死刑囚(30)の再審請求で、最高裁第三小法廷(渡辺恵理子裁判長)は死刑囚の特別抗告を棄却する決定をした。十一日付。再審開始を認めなかった仙台地裁、仙台高裁の判断が確定した。裁判官五人全員一致の結論。
 事件当時、死刑囚は十八歳。一〇年十一月の一審仙台地裁判決は、裁判員裁判の少年事件で初めて死刑を言い渡した。二審も支持し、一六年六月に最高裁が上告を棄却した。
 弁護団は一七年十二月に再審請求し、計画性がなかったとして死刑回避を訴えたが、地裁が一八年十二月に棄却。高裁も二〇年十一月に即時抗告を棄却した。
 確定判決によると、一〇年二月、元交際相手の少女宅で、少女の姉南部美沙さん=当時(20)=と、少女の友人大森実可子さん=同(18)=を包丁で刺殺。居合わせた男性にも重傷を負わせ、車で少女を連れ去った。

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