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鬼谷川堰堤紹介 砂防カード作成 大野市 県内で初 地図やデータなど掲載

2021年10月14日 05時00分 (10月14日 10時12分更新)
大野市が作成した県内初の砂防カード=同市役所で

大野市が作成した県内初の砂防カード=同市役所で

 大野市が県内初の「砂防カード」を作成し、本願清水イトヨの里で配布している。国や全国の自治体が、それぞれ管理する砂防ダムの型式や機能などを紹介するカードで、同市は現存する砂防堰堤(えんてい)で県内最古の「鬼谷(おんたに)川堰堤」を取り上げている。市によると全国で百七十九カ所目のカード。
 鬼谷川堰堤は同市佐開にあり、一八九七(明治三十)年に完成。大きいもので直径一メートルの自然石を積み上げて築造され、高さ六メートル、幅三十六メートル。二〇〇三(平成十五)年に県内の堰堤では初めて国の登録有形文化財になった。
 カードは表面が鬼谷川堰堤の写真、裏面にはデータや地図、QRコードなどを掲載。QRコードを読み取ると砂防カードや鬼谷川堰堤の詳細な情報が書かれたホームページにアクセスできる。
 配布は無料で一人一枚。アンケートに協力する必要がある。担当の市建設整備課主査の岡田つかささんは「歴史的価値がある遺産。カードを手に入れて現地にも行ってほしい。これからの時季は紅葉もきれい」と話した。
 県砂防防災課によると、南越前町でも国の登録有形文化財「アカタン砂防堰堤群」に関するカード作成の準備を進めている。 (山内道朗)

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