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県内経済、家計にズシリ ガソリン1リットル160円台突入 スタンド 「1回の給油少量に」

2021年10月14日 10時17分 (10月14日 10時17分更新)
レギュラーガソリンの価格上昇が続き、県内でも先週から160円台に突入した =13日、福井市内のガソリンスタンドで

レギュラーガソリンの価格上昇が続き、県内でも先週から160円台に突入した =13日、福井市内のガソリンスタンドで

  • レギュラーガソリンの価格上昇が続き、県内でも先週から160円台に突入した =13日、福井市内のガソリンスタンドで
 原油価格の高騰に伴い、ガソリンの販売価格が上昇を続けている。県内では、今月からレギュラーガソリン一リットル当たりの価格が百六十円台に突入し、高値を更新している。新型コロナウイルスの収束や秋の行楽シーズンで経済の回復が期待される中、家計の負担は増しそうだ。(堂下佳鈴)
 経済産業省が発表した県内の十一日時点のレギュラーガソリン一リットル当たりの小売価格は一六三・四円。前週より一・四円値上がりした。県内で百六十三円を超えるのは二〇一四年十月以来、七年ぶり。同日時点で、全国でも一六二・一円と六週連続で値上がりしている。
 今回の高騰は、世界的な経済回復により原油の需要が増えたことが背景にある。県石油業協同組合の中村一茂さん(70)は「コロナが落ち着いて景気が良くなり需要が伸びているが、原油国は増産をしていない」と説明。「価格が下がる要因は今のところない。年内は高値を維持しそうだ」と推測した。
 福井市内のあるガソリンスタンドでは十三日、レギュラーガソリンを一リットル百六十二円で販売した。仕入れ価格が上がり、来週も値上げせざるを得ない状況だ。担当者は「八月から上がりっぱなし。客が一度に給油する量が少なくなった」と話した。少しでも消費者の負担を減らそうと、客が多い週末ではなく週明けに値上げするという。
 市内のガソリンスタンドで給油していた福井市の男性医師(48)は「燃料の高騰は家計にも影響する。今後も右肩上がりになるんじゃないか」と不安そう。福井市の自営業、男性(71)は「安くなってほしいけれど相場だから仕方がない」と話した。

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