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アオリ半夜便 福井県敦賀市・白木出船

2021年10月14日 05時00分

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アオリイカを手に笑みがこぼれる秋田さん

アオリイカを手に笑みがこぼれる秋田さん

  • アオリイカを手に笑みがこぼれる秋田さん
  • 筆者のアオリ釣果
 日本海の秋の夜は漁火でアオリ狙いだ。マイカシーズンも終わり、久々にアオリイカを釣りに行きたいと思っていると、福井県敦賀市・白木港の「俊栄丸」が秋限定でアオリ半夜便をやっていると聞き、2日に出かけた。海況悪く苦戦したが、竿頭は22杯を数えていた。アオリは10月いっぱい出船するという。
 「新子だけど楽しめるよ。アオリイカはマイカと違い、テクニカルな釣りだから釣果に差が出ちゃうけどね」。船長からそう聞くとチャレンジしないわけにはいかない。当日は仲間の秋田重光さん(52)と白木港へ車を走らせた。
 午後5時、8人の乗り合いで出船。風波による船の揺れが気になったが数分でポイントへ。磯際にアンカリングし、ライトアップでアオリイカを寄せて釣るスタイルだ。水深28メートルでオモリグは20号。「明るいうちはボトム狙い」と船長。イカメタルロッドに小型両軸リール、PE0・5号、オモリグ仕掛けにエギ2・5号だ。
 磯際での釣りは波の跳ね返りで立っているのがやっと。アタリがないまま、夕日が水平線に消えていく。すると、同船者がアオリイカをゲット。「ライトアップするよ」と船長。波の影響で船酔いする人も出てきた。私も徐々に体調が悪くなってきたがボウズでは帰れない。潮が利いていないのでオモリグだとシャクった後、ラインとエギが絡んでしまう。オバマリグに替え、ティップランエギ50グラムにドロッパーは2・5号だ。
 エギのステイが難しいので、揺れる船に合わせてロッドワークで何とかステイさせると、激しくシャクり上げたステイ後にトンッ! 合わせが決まって待望のヒットだ。新子のアオリが上がってきた。パターンが見えたので同様に攻めると、中層でガツガツ。仕掛けごと持っていかれた。それを見て船長が「サゴシだね。この時期でも多いから」と言う。キャスティングタックルに替え、浮いてきているであろうアオリに照準を合わせ、エギを明暗の境目にループキャストした。
 カウント10から激しくシャクってステイを繰り返すと、明暗から黒い影がエギに突進してきた。サイトフィッシングは得意なので、シャクった後にテンションフォール。ゆっくり沈めることでアオリが乗りやすいよう演出するのだ。アオリがエギを抱いたところで合わせるとヒット。それを見ていた船長から「技ありの1杯だね」と声がかかる。胴長14センチの新子だ。小さくても狙って釣れると快感だ。
 秋田さんは「アタリすらない」と言うので、オモリグからキャスティングに切り替えるよう勧めると「やっと来たよ!」の声。振り向くと、秋田さんが私よりサイズのいい胴長17センチのアオリを抜き上げた。「今日はボウズだと思ったから釣れて良かったよ」とホッとした表情だ。
 少し風も波も収まってきた。これからと気合を入れるが、アオリは浮いてこない。船長も「いつもなら浮いてくるけど、波があるからかな」とボヤいている。釣れたパターンをローテーションしていると、群れが来たのか、周りでもアオリが上がりだした。
 私が明暗からやる気のあるアオリを引きずり出すと、秋田さんもダブルヒットだ。その後、ポツポツと数を伸ばしていた秋田さんが、イカの外し方で船長に注意されているなと思ったら「やりおった!」の船長の声。秋田さんの顔が墨で真っ黒になっていた。「だから言っただろ、イカを外す時は注意しろって」と船長は笑っていた。
 状況が上向かないので船長は移動を決断。「最後だから頑張ろう」とシャクるが状況は同じ。エギにシンカーを足してボトムから中層を攻める。一度ボトムまでエギを沈め、一気にシャクり上げてステイ。ティップランと同じ釣り方だ。ステイ後にティップが戻った。アオリが乗ったがサイズは小さい。

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