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この先どーなる… そうだ!ドーナツ コロナ機 きょう中能登で開店

2021年10月14日 05時00分 (10月14日 10時51分更新)
笑顔で開店準備を進める山本直子さん(右)=中能登町金丸で

笑顔で開店準備を進める山本直子さん(右)=中能登町金丸で

山本さん長年の夢 古代米、甘酒使い「地元元気に」

 中能登町金丸の住宅地に十四日、ドーナツ店「mogmog(もぐもぐ)」がオープンする。代表の山本直子さん(39)は、花雑貨を製作販売していたがコロナ禍で仕事が激減。先行きの見えない状況で「ずっとやりたかった」という畑違いの飲食業に飛び込む。地元の古代米や甘酒を用い「中能登を元気にしたい」と笑顔で客を迎え入れる。(大野沙羅)
 田畑が広がるのどかな場所。羽咋市との境に近い同町金丸の県道沿いに、真新しい家が立っている。八月に完成したという山本さんの自宅。横に併設するこぢんまりとした白い壁の建物の小窓から香ばしい匂いが漂ってくる。
 山本さんは愛知県豊田市出身で、結婚を機に五年前に移住。花雑貨を販売する「Salon&Shop N」を立ち上げ、外部講師として活動していた。だがコロナ禍で昨年から仕事がなくなり、収入はほぼゼロに。「仕事がないので死活問題。趣味の世界は難しいが、衣食住に関わる飲食業なら」と、ちょうど自宅の新築を考えていた時期に思い切って店も建てることにした。「いつかは店をやりたいなと思っていたが、何年も先の話だと思っていた」。コロナ禍転じて、思わぬ早さで夢が実現した。
 パン教室に通っていた経験もあり、パンやお菓子作りは得意。手作りドーナツを近所の人におすそわけすると好評で、自信も付いた。数年前に近所のドーナツ店がなくなり、周りに店も少ないのでドーナツ店をやりたかったという。
 「地元の古代米や甘酒のおいしさを知ってもらい、こんな食文化があるんだと知ってもらえたら」。ドーナツには同町能登部下の谷農園が生産する古代米の米粉と、小麦粉の二種類の生地を用意した。試作で改良を重ねた古代米ドーナツは外側のサクサクとした食感が魅力。生地を発酵させるイーストドーナツは軽くふわふわの食感が楽しめる。プレーンのほか抹茶やチョコレート、溶かした粉砂糖などをかけた十五種類以上のフレーバーを用意。町産の甘酒を使った日替わりのノンアルコールカクテルなども提供する。
 店内の壁にはドライフラワーやプリザーブドフラワーなどで作った花束やキャンドルを飾り販売もしている。ドーナツはテークアウトのみで、感染対策で店内の人数制限を設ける。山本さんは「中能登を元気にして、皆が立ち寄れるような場所にしたい」と話した。
 午前十時〜午後四時。日、月、火曜定休。(問)山本さん090(4250)0827

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