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接種予約、今のうちに 県内多くの自治体で会場縮小

2021年10月14日 05時00分 (10月14日 05時03分更新)
 県内の多くの自治体で新型コロナウイルスワクチンの接種会場が来月までに縮小される。接種が計画通り進んでいるためで、集団接種の一回目の最終日は今月中旬から十一月上旬に迫っている。今回の接種機会を逃しても受けられる体制は残るが、会場は減り、日程も限られる。各市町の担当者は「受けたい希望があるなら、ぜひ今のうちに予約してほしい」と呼び掛ける。 (新型コロナ取材班)
 県が静岡市と伊豆の国市で開設している大規模接種会場は一回目の最終日が十一月二日。接種は一回目と二回目がセットのため、同日が予約できる最終日となる。県の担当者によると、現在は「予約枠は九割ほどが空いている」。最終日以降の接種については、各市町で受けてもらうことを想定しており、現時点で県が再び大規模接種会場を設置する予定はない。
 静岡市は、集団接種、個別接種とも一回目の最終日は今月十七日。この日以降に接種を希望する人に向けては、小規模な会場を新たにつくるか特定の病院にお願いして用意する。現在の計画で十二歳以上の対象者の85%が接種を終える見込みであることや、長期にわたって接種を手伝う医療従事者の負担が重くなっているのが理由だという。
 浜松市は四カ所の集団接種会場を順次閉鎖中。現在、一回目は同市北区の聖隷三方原病院のみで受け付けており、最終日は二十四日。それ以降に一回目を打ちたい人が出てきた場合、地域の医療機関で受け付けているところがあれば紹介する。市で用意するべき状況になれば準備する。ただ、今月末までに十二歳以上の接種対象者の88%が打ち終える見込みで、必要な規模を見極めるという。
 磐田市では既に個別接種の受け付けを休止し、集団接種も一回目の最終日は二十九日。既に同日の予約は埋まっており、空いているのは二十三、二十四の両日が最後となる。掛川市は十七日、森町は十一月六日、湖西市は同七日が集団接種一回目の最終日となる。
 御前崎市は十一月七日を最後に集団接種会場を閉鎖し、二回目の接種が残っている人には地域の医療機関で受けてもらう。菊川市と袋井市は一回目の最終日は設けず、集団接種会場を維持したり、別会場を設けたりする。ほかの市町も接種を逃した人向けの救済策は設けるとしている。
 今後予定される若い世代の接種について、矢野邦夫・浜松市感染症対策調整監は「若い人は感染しても重症化しにくいが、後遺症が残るケースもある。接種で十代は心筋炎になる可能性を指摘されているが、副反応で心筋炎になるより、コロナに感染して心筋炎になる可能性の方が高い」として、可能な人には接種を勧めている。

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