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「鷹巣梅」の特別メニュー 福井・喜ね舎 あすお目見え 

2021年10月13日 05時00分 (10月13日 10時32分更新)
鷹巣梅と特別メニューをアピールする丸山さん(右)と久保さん=福井市の「喜ね舎 愛菜館」で

鷹巣梅と特別メニューをアピールする丸山さん(右)と久保さん=福井市の「喜ね舎 愛菜館」で

 昨秋は女性中心に人気

 福井市内唯一のウメ産地・鷹巣地区のウメを加工した梅干しと特製しょうゆを使った特別メニューが十四日、JA福井県の農産物直売所「喜ね舎 愛菜館」にお目見えする。「鷹巣梅」のブランド化を図ろうと、昨秋に初めて企画して女性を中心に大人気。食欲の秋に“再登板”が実現した。販売は十一月中旬まで。
 提供するのはレストラン「KINEYA THE Veg.terrace(ベジテラス)」。主菜は新ショウガと鷹巣梅の野菜炒め。ショウガの細切りとコマツナやヒラタケを炒め、たたいた梅干しとシソを加えた。豚ばら肉も入って、こくのある味わい。副菜の一つがサラダチキンとキュウリのあえ物。鷹巣地区の「岩尾醤油醸造元」の青梅を漬け込んだ特製しょうゆを使った。
 価格は税込み千百円。ベジテラスの店長兼シェフ、久保涼さん(32)は「より香りが立つよう、野菜炒めにもあえ物にもシソを使っています」とアピールする。
 特別メニューの提供は、地元の生産組合や住民で二〇一六(平成二十八)年度に立ち上げた「鷹巣地域活性化プロジェクト」の一環。かつてはウメの特産地だった鷹巣地区だが、現在は高齢化や販売価格の下落を受けて危機的状況。鷹巣梅のブランド化や産地の復活を目指す。
 プロジェクトリーダーで、地元女性十三人でつくる「鷹巣梅加工部会」の部会長を務める丸山喜美恵さん(71)=浜住町=は「鷹巣梅は種が小さく肉厚なのが特長。梅干しは塩とシソだけを加え、昔ながらの製法でつくっています」と話す。梅干しは喜ね舎で販売中。 (北原愛)

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