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年間35戦を戦う”鉄人”級の体力!米ツアー4年目・任成宰、今後の活躍にも注目【武川玲子コラム】

2021年10月13日 07時59分

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武川玲子のコラム「ゴルフ米ツアー見聞録」

武川玲子のコラム「ゴルフ米ツアー見聞録」

◇コラム「ゴルフ米ツアー見聞録」
 米ツアーのシュライナーズ・オープン(ラスベガス)の最終日が行われた10日、数人の韓国メディアが駆けつけた。23歳の任成宰(イム・ソンジェ、韓国)が2日目を終えて首位に立つと、米ツアー2勝目の期待感を胸にすぐさまソウルから飛び立ったのだ。
 任成宰が62の好スコアをマークし、2位に4打差をつける圧勝劇を演じると、米女子ツアーでは同じ日に高真栄(コ・ジニョン、韓国)が優勝し「任と高は韓国では大スターです」と韓国記者は誇らしげに言った。18番グリーンにはたくさんの韓国人ファンが集まった。大歓声を送るファンに、任成宰が人懐っこい笑顔で丁寧にお辞儀をし、お礼を言っていたのが印象的だった。
 任成宰が17歳の高校生だった2015年に日本ツアーの予選会を受け、翌16年から2年間、同ツアーを戦った。それから米国の下部ツアー予選会を突破し、18年に下部のコーンフェリー・ツアーで2勝を挙げた。そしてついに19年、憧れの米PGAツアーの大舞台にたどり着いた。
 このように経歴を並べると順風満帆のように見えるが、慣れない異国で下部からはい上がってくるのは簡単ではない。任成宰は休まず試合に出ることでも知られ、年間35試合に参戦する。その体力と向上心には感心するばかりだ。
 「拠点を持ったことは気持ちにも体にもものすごく大きい」。ようやく昨年末に念願の自宅をアトランタに購入した。さらに今年2月に新しいトレーナーを迎え、7月には新しいキャディーとタッグを組み、新チームを結成した。
 「ツアー4年目になった。もっと健康で強い体が必要。良いチームに巡り会えた」とうれしそうだ。次週のCJカップは自身のスポンサー大会。「とても大切な試合。絶対にいいプレーをしたい」と意気込む任成宰に再びスポットライトが当たることを期待している。(全米ゴルフ記者協会会員)

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