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喜びすぎて…”大仕事”の浅野拓磨「ジャガーポーズ忘れた」【サッカーW杯アジア最終予選】

2021年10月12日 23時32分

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オーストラリアに勝利し、ポーズをとる浅野(中央)

オーストラリアに勝利し、ポーズをとる浅野(中央)

◇12日 サッカーW杯カタール大会アジア最終予選B組第4戦 日本2―1オーストラリア(埼玉スタジアム)
 崖っぷちに追い込まれていた日本が難敵オーストラリアに競り勝ち、通算2勝2敗の勝ち点6としてW杯出場権争いに踏みとどまり、森保一監督(53)の進退問題をひとまず封印させた。
   ◇   ◇
 窮地を救ったのは、指揮官の懐刀だった。MF浅野拓磨(ボーフム)は2017年8月の同じ相手、同じ会場で先制点を挙げていた。その歴史を繰り返すように、この日は決勝点のオウンゴールを誘発した。
 劇的なドラマは後半41分に待っていた。同33分から途中出場した浅野が、最終ラインの吉田からのロングフィードに素早く反応。エリア内で左足を振り抜いた。これを相手GKが触れて右ポストをたたくと、跳ね返りが相手DFに当たってゴールへと吸い込まれた。
 「オウンゴールだったと思うが、絶対自分が試合を決める気持ちでピッチに入った。ゴールにボールが入った時はホッとというか、喜びを爆発させ過ぎてジャガーポーズをするのも忘れた」
 埼玉スタジアムのピッチには浅野を中心に歓喜の輪が広がり、チームメートからは手洗い祝福を受けた。
 浅野は5月にセルビア1部パルチザンとの契約を解除し、新天地を求めた。この浅野の行動に対してパルチザンは契約違反を主張するなど、一部からは批判も起きた。
 その際、森保監督は「(浅野は)人やチームを裏切る人間ではない」と言い、広島時代の教え子を擁護。浅野はその温かい恩師の言葉に「すごく信頼している監督が、ああいう声明を出してくれてうれしかった」と恩返しを誓ってきた。それが、この大一番でかなった。深い師弟関係が、埼玉スタジアムでの劇的な勝利を呼び込んだ。

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