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与田監督「ファンのみなさんの期待に応えられなかった」自ら退任申し出 …球団は今後何らかのポスト用意

2021年10月13日 06時00分

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中日―ヤクルト 試合を見つめる与田監督(左)

中日―ヤクルト 試合を見つめる与田監督(左)

 2019年から指揮をとった与田監督が今季限りで辞任することになった。3年契約最終年の今季は、ここまで53勝67敗16分けで5位と低迷。3位の巨人まで7・5ゲーム差とクライマックスシリーズ(CS)出場も極めて厳しい状況となっている。
 この日のヤクルト戦後に取材対応した与田監督は「3年間で優勝争いもできなかった。ファンのみなさんの期待に応えられなかった。気持ちは球団に伝えて了承してもらった」と静かに口を開いた。試合前にはロッカーで選手らにも伝えたという。「いち早くの方がいいかなと。試合前だったので、ゆっくりした話は最終戦の後にします。きょうは今季でユニホームを脱ぐという事実を伝えました」
 1年目は68勝73敗2分けで5位だったが、短縮シーズンとなった20年は60勝55敗5分けで8年ぶりのAクラスとなる3位に入った。しかし、10年ぶりの優勝を狙った今季は深刻な得点力不足に悩まされた。チーム打率、本塁打数ともにリーグ最下位で、平均得点も3点を下回っている。9月24日からのヤクルト3連戦(神宮)では、チームでは40年ぶりの同一カード全3試合無得点の歴史的屈辱も味わった。
 一方で、投手陣はチーム防御率がリーグトップと在任した3年間で整備が進んだ。昨季の沢村賞に輝いた大野雄の復活を後押し。今季は柳が安定した投球を見せ、小笠原もここまで自己最多の7勝を挙げている。救援陣もR・マルティネス、又吉をはじめ安定した数字を残した。ドラフト会議では4球団競合の根尾、3球団競合の石川昂を引き当てた。
 加藤球団代表は「残念ながら思ったような成績を残せなかったということで、退任の申し出がありました。投手陣を立て直してくれた。ドラフトで非常に楽しみな選手を取ってもらった」と語った。今後について、球団は何らかのポストを用意するという。「残り試合みんなで力を合わせて精いっぱい戦う。今はそこだけですね」と与田監督。残り7試合。最後まで戦う様をみせる。

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