本文へ移動

カツオ窃盗容疑で職員逮捕 焼津漁協を家宅捜索

2021年10月12日 16時00分 (10月12日 16時00分更新)
焼津漁協から書類などを運び出す捜査員=12日午後0時14分、焼津市新屋で(立浪基博撮影)

焼津漁協から書類などを運び出す捜査員=12日午後0時14分、焼津市新屋で(立浪基博撮影)

 焼津港(焼津市)で水揚げされたカツオを無断で抜き取った窃盗の疑いで水産加工会社役員ら三人が逮捕された事件で、焼津署は十二日、同容疑で、焼津漁協職員、吉田稔容疑者(40)=焼津市東小川二=を新たに逮捕した。逮捕者は四人目。県警は同日、焼津漁協を家宅捜索した。
 水産物の適正取引推進などが使命である漁協の職員が、水産物の窃盗に加担した疑いが浮上。県警は、ほかに関わった人物がいないか捜査を進めている。
 逮捕容疑は四月三十日、漁船が焼津港に水揚げした冷凍カツオ四トン(計約七十四万円相当)を三人と共謀して、同港の魚市場から盗んだとされる。関係者によると、容疑を認めている。
 同事件ではこれまでに、同じ窃盗容疑で、水産加工会社「カネシンJKS」(同市浜当目)常務取締役の奥山善行(47)=藤枝市藤枝四、運送会社「焼津港湾」(焼津市野秋)社員の白鳥賢(さとし)(47)=同市本中根=と杉山智良(43)=同市田尻北=の三容疑者が逮捕されている。
 署によると、吉田容疑者は、市場で水揚げされた魚の荷さばきや計量を担当する責任者だった。奥山容疑者とともに、白鳥、杉山両容疑者に窃盗の指示を出し、コンテナに入ったカツオをはかりに通さず、トラックに積み込ませて抜き取ったとみられる。

関連キーワード

PR情報