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ネットで手軽に入手 カラーコンタクト レンズきちんとケアを 

2021年10月12日 05時00分 (10月12日 12時28分更新)
 黒目を大きく見せたり、色を変えたりすることができるカラーコンタクトレンズ(カラコン)。若い女性を中心に人気があるが、目のトラブルを訴える例が後を絶たない。眼科を受診せずにインターネットなどで購入する人が多いためで、悪化すれば視力の低下や失明の恐れもある。(河野紀子)

不適切な使用 失明の恐れ


上まぶたの裏に大きなブツブツがある

 
「カラコンに限らず、コンタクトレンズは、目にとって異物」と水谷眼科診療所(名古屋市中村区)院長で、眼科専門医の水谷聡さん(67)は言う。「一日使い捨てや二週間交換といった指定の期限を超えて使ったり、レンズのケアが不十分だったりすると、障害の原因になる」と断じる。
 診療所でカラコンのトラブルが増え始めたのは、ネット通販が定着したここ十年ほどで、月に数人が訪れる。二月に充血や視力低下で受診した女性(22)は、黒目を覆う角膜の上皮が点状にはがれる角膜びらんと診断。完治まで一カ月かかった。レンズのケア不足が原因とみられる。
 水谷さんが忘れられないのは、十五年ほど前に診た当時十六歳の女性だ。女性はネットで買ったカラコンを、左目に痛みが出た後も使い続け、抗菌薬が効きにくいアカントアメーバ角膜炎を発症した。専用...

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