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【Dr.'Sサロン】おひとりさま 早めに相談

2021年10月12日 05時00分 (10月12日 12時27分更新)
 コロナ禍で医療機関の外来受診数が減り、がんの発見が遅れたという報告があります。そこで気になるのは一人暮らし、「おひとりさま」の高齢者が認知症を疑って受診するケースです。最近は、発見が遅れ、進行してから訪れる方が多く見られます。
 認知症の定義は、認知機能の低下をきたし、生活において介護を必要とする状態とされています。おひとりさまは、仕方がない場合も多いのですが、認知機能の低下からもの忘れが現れても自覚が乏しく、発見が遅れがちです。
 認知機能が衰えると、日々のごみ出しを巡るルールが分からなくなったり、薬や金銭の管理が難しくなったりします。食事をきちんととれなくなってやせてきます。鍋を焦がすなど、火災や事故のリスクも高まります。
 おひとりさまの認知症対策としては、一緒に住んでいなくても家族は当然のこととして、近所の人や友達とのつながりを増やしましょう。何でも相談できるかかりつけ医を持つことは不可欠。地域の担当民生委員の訪問を拒否せず、市町村の地域包括支援センターに相談することも大事です。
 心配な場合は、どの市町村にもある「認知症初期集中支援チーム」や認知症地域支援推進員に相談するといいでし...

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