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白秋の遺徳しのぶ 湖西・本興寺で歌碑顕彰祭

2021年10月12日 05時00分 (10月12日 05時02分更新)
鷲津節の舞踊を奉納する湖西民謡保存会のメンバーら=湖西市鷲津の本興寺で

鷲津節の舞踊を奉納する湖西民謡保存会のメンバーら=湖西市鷲津の本興寺で

  • 鷲津節の舞踊を奉納する湖西民謡保存会のメンバーら=湖西市鷲津の本興寺で
  • 吉山学会長から表彰を受ける入賞者(左)=湖西市鷲津の本興寺で
 詩人北原白秋(一八八五〜一九四二年)が詠んだ短歌などでゆかりがある湖西市鷲津の本興寺で十日、北原白秋歌碑顕彰祭が開かれた。主催する市文化協会の関係者らが、短歌と俳句の表彰や、白秋が作詞した「鷲津節」の舞踊奉納などで遺徳をしのんだ。 (桜井祐二)
 白秋は一九三二、三三年に鷲津に滞在し、短歌や民謡の作詞などをした。本興寺を気に入り、詠んだ短歌がある。七八年に歌碑が境内に建立されたのを機に、市文化協会が顕彰祭を毎年開いている。昨年はコロナ禍で中止になり、今年は二年ぶりの開催となった。
 住職らの読経が客殿で響く中、参列者が順に焼香していった。顕彰祭に合わせ、短歌と俳句を一般公募し、市内の中高生には夏休みの課題として提出してもらった。短歌は計五百八十八首、俳句が計五百三十句集まり、選ばれた入賞者を表彰した。吉山学会長は「短歌や俳句を詠むことで古里を再発見する機会になるとよい」とあいさつした。
 湖西民謡保存会による「鷲津節」と「浜名湖セレナーデ」の奉納もあった。保存会設立四十周年で、浜松市出身の講談師、田辺一邑(いちゆう)さん(60)に作成を依頼していた「鷲津節誕生物語」の初披露もあった。
 一般部門入賞者は次の皆さん。
 【短歌】天 池田なつ子▽地 伊藤太栄子▽人 土屋浩子▽秀逸 葛谷誠二、山本淳子、小野田敦子、菅沼英子、中尾由紀、松山岑子、田内弘子、見崎直恵
 【俳句】天 鈴木正勝▽地 山下貴司▽人 伊藤邦夫▽秀逸 やたべ湖石、大浦英子、漆畑豊、疋田初代、岸英樹、佐原やす代 

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