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日本惜しくも4位…五輪出場の高野芹奈が念願デビュー「本当に経験したことないスピード」【セールGP第6戦】

2021年10月12日 05時00分

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高野芹奈(セールGP提供)

高野芹奈(セールGP提供)

  • 高野芹奈(セールGP提供)
  • セール・グランプリ第6戦で4位に入った日本(セールGP提供)
 セーリングの国別対抗戦、セール・グランプリ(GP)第6戦最終日は10日、スペインのカディスで行われ、日本は惜しくも4位だった。総合順位は首位から3位となった。今大会は女子選手の参加が義務付けられ、東京五輪のセーリング女子49erFX級代表でもある高野芹奈(23)が念願のデビューを飾った。第7戦はシドニーで12月17、18日に行われる。     
◇   ◇
 高野が世界最高峰の戦いに足を踏み入れた。最終日は強風に襲われ、スペインは練習中に帆が破れて棄権、上位3チームで競う決勝では英国が転覆するサバイバルコンディション。難しい状況下で、高野は日本の初日6位から4位浮上に貢献した。
 2016年リオ五輪、21年東京五輪を経験した高野にとっても最高時速100キロのレースは異次元だった。「本当に経験したことないスピードでレースが展開された。ついていくのに必死だったけど、トップセーラーが冷静に判断していて感動しました」。高速レースを体感、目を輝かせた。
 高野は主に他チームなどの状況を伝える役割を担った。5レース目では今大会で優勝したオーストラリアとデッドヒートを繰り広げ、3位に入った。「練習とレースでは言葉遣いも変わって、英語とセーリングの勉強になった」と振り返った。総合首位の座は譲ったものの、来年3月のグランドファイナル進出圏内となる総合3位は死守。笠谷勇希(32)は「12月のシドニーでは最高の結果を残す」と意気込みを語った。
 
 ◆セール・グランプリ 米IT大手「オラクル」創業者のラリー・エリソンらが2019年に設立した国別対抗戦のヨットレース(5人乗り)で、海岸近くで見ることができる。各国は同じ機能を持つ最新鋭艇を操り、1大会2日間、計6レースで順位を決める。1レース15分以内で勝負が決まる高速レース。今季は8カ国が参戦。計8大会で総合順位を決め、最後に上位3チームでグランドファイナルを行う。優勝国の賞金は100万ドル(約1億1000万円)。国別対抗戦だが、日本に対しては制限が緩和されており、外国籍選手も在籍している。スポーツテレビ局「J―SPORTS」で各レースを生放送している。
「SAIL GP 2021/22 第6戦 カディス(スペイン)」放送予定
 ◆「第6戦DAY1」(J SPORTS2 16日午前4時~6時)
 ◆「第6戦DAY2」(J SPORTS2 17日午前4時~6時)
 ◆「第6戦ハイライト」(J SPORTS1 18日深夜2時30分~3時)

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