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2千試合出場達成…中日・福留が選んだベストゲームも“10・10”「タイロンの前に僕が打ってますから(笑)」

2021年10月11日 10時44分

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12回表1死満塁、中前に勝ち越し打を放ちガッツポーズする福留=2006年10月10日、東京ドームで

12回表1死満塁、中前に勝ち越し打を放ちガッツポーズする福留=2006年10月10日、東京ドームで

◇渋谷真コラム・龍の背に乗って ◇10日 DeNA2x―1中日(9回サヨナラ、横浜)
 史上54人目の2000試合出場を達成した福留に「ベストゲーム」を選んでもらった。偶然にもこの日と同じ「10・10」。15年前の巨人戦(東京ドーム)だった。
 「タイロン(ウッズ)の満塁ホームランに目が行きがちですが、その前に僕が決勝打打ってますから(笑)。優勝が懸かった試合、あの状況で打てた。タイトル(首位打者)が取れ、MVPに選んでいただいたシーズンのあの試合は、自分でもよく覚えています」
 延長12回、1死満塁からの中前打。ウッズのグランドスラムで突き放し、裏を岩瀬が抑えきる前に、落合監督の涙腺は決壊していた。福留にとっての991試合目。3割、30発、100得点、100打点を達成した絶頂期だった。
 当時は29歳。体は無理を聞いてくれた。44歳となった今、試合に出るには「準備こそが一番大事」だと言う。中でも欠かさないのが「走ること」だ。試合開始の6時間ほど前に球場に行けば、フェンス沿いを走る彼の姿を見ることができる。
 「走ることで自分のコンディションを確かめるんです。どこか痛くないか、重くないか、張ってはいないか…。それだけは絶対にやっています」
 年齢と向き合い、出場に備える。この日の出番は9回、1死二塁。代打での三ゴロで節目を迎えた。
 「長くやらせてもらったおかげで、こういう記録ができた。去年(阪神で)終わっていたらなかったと思えば、中日にチャンスをいただいて感謝ですよね」
 恐らくはこの試合をもって若手と交代する。91試合、打率2割1分8厘、4本塁打。数字以上のインパクトを残し、福留の2021年が終了した。

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