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「松岡中旋風を」 励ます横断幕 女子ソフトボール部 永平寺町の男性 全国断念知り寄贈

2021年10月10日 10時53分 (10月10日 10時54分更新)
「巻き起こせ!松岡旋風!」と書いた横断幕を贈った前田さん(最前列中央)とともに、これからの活躍を誓う部員たち=永平寺町松岡中学校で

「巻き起こせ!松岡旋風!」と書いた横断幕を贈った前田さん(最前列中央)とともに、これからの活躍を誓う部員たち=永平寺町松岡中学校で

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で今夏、永平寺町松岡中学校の女子ソフトボール部が全国大会出場を断念した。大舞台に挑戦できなかった部員たちを勇気づけたい−。そんな思いで、町内の男性が新しい横断幕を贈った。自身も出場予定だったソフトボールの全国大会が中止に。それでも「ソフトボールは生涯スポーツ。これからも楽しんでプレーを」と後輩たちを励ます。 
  (平林靖博)
 男性は町内で屋外広告の会社を営む前田恒雄さん(70)=牧福島。四十五年ほどソフトボールをプレーしている現役選手だ。今月の全日本ハイシニア大会(香川県)に出場する予定だったが、コロナ禍で中止となり涙をのんだ。
 同校女子ソフトボール部も、大阪市で八月に開かれた全日本中学生女子大会への出場権を得ていた。しかしコロナ感染の第五波が広がり、やむなく棄権することになった。
 それを知った前田さんは「(選手たちの)残念な気持ちが分かる」と、同部で二十年以上、部旗として使われていた横断幕を新調した。縦九十センチ、横四百センチの横断幕には「巻き起こせ!松岡旋風!」の文字が躍る。屋外広告の仕事を生かして、迫力ある文字をデザインした。出場するはずだった大会名も添えた。
 横断幕は先月、同校で贈呈された。部員の根来紗也乃さん(13)=二年=は「これからの試合で松岡旋風を巻き起こせるよう頑張っていきたい」と意気込む。
 前田さんは「がっかりすることがあったけど、ソフトボールを続けてほしい」とエールを送った。

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