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トヨタ自動車・中村健人が満塁弾アピール 広島栗林の後輩で中日郡司の慶大同期【ドラフト】

2021年10月10日 06時00分

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満塁弾を放って笑顔でベースを回るトヨタ自動車の中村健人外野手

満塁弾を放って笑顔でベースを回るトヨタ自動車の中村健人外野手

◇ドラフト企画「10・11ドラフトを待つ」トヨタ自動車・中村健人
 1日の都市対抗野球東海地区第3代表決定戦のJR東海戦(岡崎市民)。2―1の5回、体勢を崩されながらも外寄りのカットボールを振り抜き、左翼スタンド中段への満塁弾。ドラフト会議前最後の公式戦で、持ち前のパワーをみせつけた。
 「もうドラフトの行方はほぼ決まっていると思いますが、この大会は特別。4番の役割を初めて果たせたかな」。社会人1年目だった昨年は試合のボールボーイを務めるなど下積みも経験。今年は社会人の強豪で「4番」に座る強肩強打の中堅手だ。
 試合ではセンターから大きな声でチームを鼓舞。「自分の声は通りやすい。打てない時でも声はいつでも出せる」と社会人になってから意識している。その姿勢に慶大時代からプレーを見てきた中日の近藤スカウトは「センターラインを守る選手なので、チームにとってプラスになる」と評価する。
 一足早くプロ入りした2人の選手から刺激を受けてきた。1人はトヨタ自動車で1つ先輩だった広島・栗林。同じように大学から社会人に入り、今年はプロ1年目ながら抑えとして大活躍。今ではプロ屈指の投手を間近でみて「えげつないボールでした」と驚くと同時に、「そういうレベルでできているんだ」とモチベーションにもなった。
 もう1人は慶大で同期だった中日・郡司。4年秋にリーグ三冠王に輝き、明治神宮大会優勝に導いた同い年のスターも、プロではまだ1軍定着にいたってない。「『俺たちの郡司』でも苦労するのがプロの世界」と気を引き締めて自分磨きに励んできた。
 それでも幼い時からのあこがれの舞台を目指す覚悟はできている。「大学で友達が応援してくれるのとプロではわけが違う。ファンを背負い、その人たちのために勝利に貢献したい」と力を込めた。プロの世界で勝負するため、今は吉報を待つ。
▼中村健人(なかむら・けんと)1997年5月21日生まれ、名古屋市天白区出身の24歳。183センチ、88キロ、右投げ右打ち。中京大中京では1年夏からベンチ入りし、2年春から中堅手のレギュラーを獲得。慶大では1年春からリーグ戦に出場し、3年秋には明大・森下(現広島)から本塁打を放った。

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