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武田戦力外に同学年の中日・京田「1年でも長く」 土壇場で単独最下位回避の決勝2点打

2021年10月10日 06時00分

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9回表1死満塁、京田が一塁へ勝ち越し2点打を放つ

9回表1死満塁、京田が一塁へ勝ち越し2点打を放つ

◇9日 DeNA2-4中日(横浜)
 中日が今季134試合目で初めて9回に逆転した。9日のDeNA戦(横浜)で1―2の9回、渡辺勝外野手(27)の同点打に続き、京田陽太内野手(27)が決勝の2点適時打。土壇場で単独最下位を回避した。
 京田は場面を冷静に整理して打席に入った。2―2の9回1死満塁。前進シフトを敷く内野を見て「走者はみんな足が速いので、転がせば何とかなると思いました」。DeNA4番手・砂田の変化球をたたきつけた。
 一、二塁間へ飛んだゴロを逆シングルの処理を試みた一塁・牧がファンブル(記録はヒット)して、三走・渡辺に続いて二走・高松も生還。決勝打となった。
 グラウンドでは状況を考え、試合を離れれば野球選手の立場を再確認する。7日、所属6選手が本拠地敷地内にある球団事務所で来季契約を結ばないと通告された。その中に、同学年の武田が含まれていた。
 大卒の選手会長にとっては入団5年目でも、高卒・武田は9年目。結果が出なければ、押し出される。スーツ姿でバンテリンドームを訪れた6選手から、首脳陣やナイン、スタッフはあいさつされた。
 京田は武田に「声を掛けられませんでした」。同学年のチームメートが球団を去るのは初めて。頭に思い浮かんだどんな言葉もきれいごとになると判断した。目も合わせられなかった。
 「(武田)健吾の分だけじゃなくて他の選手の分まで、1年でも長くというか…」。自身の成長の必要性を再確認していた。
 9回の逆転劇は主力とサブの3連打で始まった。福田、高橋周、代打・渡辺の3連打で同点に追い付く。無死一、二塁で続く高松は犠打失敗。捕前に転がし、三塁封殺となった。
 1死一、二塁で加藤翔。7回2死で代打起用した福留の後に右翼手に入っていた。フルカウントから2連続でランエンドヒットを仕掛けて結果は四球。1死満塁で京田の決勝打は生まれた。
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