本田真凜12位 ジャンプミス響いたが転倒はなく安堵 全日本へ巻き返し誓う【フィギュア東京選手権】
2021年10月9日 20時02分
◇9日 フィギュアスケート東京選手権 女子フリー(東京都西東京市・ダイドードリンコアイスアリーナ)
2016年世界ジュニア選手権女王で、8日のショートプログラム(SP)は7位だった本田真凜(20)=JAL=がフリー16位の87・12点をマーク。合計140・70点の12位で大会を終えて、全日本選手権出場につながる今月末の東日本選手権(東京)への出場権を獲得した。
今大会が昨年11月のグランプリ(GP)シリーズ・NHK杯(大阪)以来の大会出場だった本田真は2018~19年シーズン以来となるフリー曲「LOVERS」のメロディーに乗って演技を開始した。しかし、冒頭の3回転トーループや後半最初のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)がダウングレードと判定されるなどジャンプのミスが続出。8日のSPに続いて、この日のフリーでも思い通りの結果を残すことができなかった。
演技後の本田真はフリーでの転倒がなかったことに安堵(あんど)の表情。以前のフリー曲を再び選んだ理由について、「とにかく今まで滑ってきたプログラムの中でもすごく好きな曲で、このプログラムでいい演技を見せたい」と説明した。本田真は現在、明大2年だが、「(競技生活は)大学生が終わるまでしか自分の中ではないかなというふうには思うんですけど、一つ一つの試合を全力で輝けるように頑張りたいと思います」と今後の巻き返しを誓った。
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