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【小泉恵未コラム】日本馬より、日本騎手より先に、日本の馬具が凱旋門賞連覇!ミナリクとピーヒュレクの友情の奇跡

2021年10月9日 18時22分

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ミナリク騎手が退院した時のお帰りパーティー。新宿駅で買った東京Tシャツのミナリク騎手の後ろ、中段左から3番目がピーヒュレク騎手

ミナリク騎手が退院した時のお帰りパーティー。新宿駅で買った東京Tシャツのミナリク騎手の後ろ、中段左から3番目がピーヒュレク騎手

 今年の凱旋門賞は、コエミが推奨した3頭が2、3、4着。馬場読みもうまくいったけど、そうかー、ドイツ馬だったかーと中継を眺めていたら、ピーヒュレク騎手がカメラに向かって見せた鞍に「Fミナリク」の文字!!
 早速、ミナリク騎手に連絡を取ったところ「素晴らしい勝利だね! 信じられない。そう、あの鞍は僕が事故でキャリアを終えると決めた時にあげたんだ。彼とはジャパンCに2回行ったよ、アイヴァンホウとイトウ。彼が攻め馬手だったから」。日本に縁があるのはうれしいわ。
 「あの鞍はね、美浦で買ったの」。え、なんて? 「(日本の馬具メーカーの)ソメスサドル。日本製だよ。ダニエレ(2018年に亡くなった友人のポルク騎手)の鞍を直す時に、あれも買ったんだ」。ドイツ馬の勝利に日本の馬具が関わったとは、ミナリク騎手とピーヒュレク騎手の友情がもたらした奇跡だわ。
 北海道に本社があるソメスサドル社にもお話を聞きました。「大変光栄です。実は昨年の優勝馬ソットサスのC・デムーロ騎手が使ってくださったのも、弊社の鞍でした。気を引き締めて良いものを作っていきたいです」。日本馬より、日本騎手よりも先に、日本の馬具が凱旋門賞制覇、それも連覇を成し遂げていたなんて!! 海外騎手が来日の記念にではなく、凱旋門賞で使うほど愛用してくれる日本の鞍。とても誇らしいことですね♪

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