女子100メートル名倉千晃 大会新11秒65で優勝【陸上・中部実業団選手権】
2021年10月9日 18時06分
陸上の中部実業団選手権が9日、岐阜県多治見市の星ケ台競技場であり、女子100メートルで名倉千晃(28)=NTN=が大会新記録の11秒65で優勝した。名倉は女子200メートルも24秒29で制した。
体が浮き上がるように出てしまい、スタートは悪かった。30分前に100メートルハードルに出場した疲れもあった。しかし、加速すると、グングン伸びる。100メートルをトップで駆け抜けた。
6月に自己ベストを0・1秒更新する11秒53をマーク。今季の日本女子で4番目の好タイムだ。「年も年なので、(現役は)あと2、3年なのかな」と言うものの、「1年でコンマ1秒も上げられたし、日本記録を目標に掲げてます」。福島千里(セイコー)が持つ11秒21を本気で狙う。そのため、力感なく走るフォームをこの冬に追究するなどしていく。
200メートルでも力を発揮した。学生時代から結果は200メートルの方が良かったが、「好きなのは100メートル。単純に格好いいじゃないですか」と笑う。まだまだ進化中。100メートルも200メートルも記録は伸ばせそうだ。
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