高山で地震多発 原因不明で「気味が悪い」

2020年5月20日 02時00分 (5月27日 03時55分更新) 会員限定

震度4を観測した上宝町=高山市で

 震度1以上の地震が四月下旬から急増している飛騨地域。高山市内では十九日未明から、震度1以上の地震が三十回以上相次いだ。午後一時十三分に震度4を観測した同市上宝町本郷を取材した。
 家具職人の中谷信康さん(54)は、工房で木材のかんながけをしていたところ、五秒ほど強い揺れを感じた。震動で棚から空の段ボール箱が三つ落下。「四月から発生している地震の中で一番大きい。短い時間だったからよかったが、長く続いていたら恐怖感を覚えたと思う」と振り返る。
 震源地は活火山である焼岳周辺。岐阜地方気象台によると、火山活動に大きな変化は見られていないが、中谷さんは「何か悪いことの前兆でなければいいが」と気をもんだ。
 食品や医薬品などを販売するAコープ本郷では、地震による揺れで商品の一部が陳列棚から落ちたが、大きな被害はなかった。「気味が悪い」と店員の鈴木敦子さん(48)。「地震の原因が火山活動でないなら、何なのか。分からないから一層怖い」とおびえた表情を見せた。

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