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石動山の僧兵 復活 修験者とウオークや獣医講演も 10日「秋のつどい」

2021年10月8日 05時00分 (10月8日 10時45分更新)
地元の布で手作りした僧兵の衣装を着用するDMOの遠藤敦事務局長(中)ら=中能登町の石動山で

地元の布で手作りした僧兵の衣装を着用するDMOの遠藤敦事務局長(中)ら=中能登町の石動山で

 中能登町の国史跡「石動山」で10日、恒例行事「石動山秋のつどい」が開かれる。白山修験者と山内を歩き、山頂付近にある伊須流岐比古(いするぎひこ)神社の清水景子宮司の講演会などを企画。織物産業が盛んな町の布で地元団体が作った石動山の僧兵の衣装もお披露目され、石動山の歴史や町の魅力をアピールする。(大野沙羅)
 秋のつどいは、住民団体「能登國(のとのくに) 石動山を護(まも)る会」が主催。午前中は白山修験者のメンバーを招き、大宮坊から大御前や能登歴史公園など約二キロの二コースを歩いて巡る「いするぎ祈りウオーク」を開催。午後からは、獣医師でもある清水宮司が「動物たちの命に学ぶ」をテーマに講演し、仕事に対する向き合い方などを聞くことができる。
 同時に、戦国武将の上杉謙信が石動山に構えた本陣跡を再現する事業に取り組む観光振興法人「ななお・なかのとDMO」の映像制作のために、地元の女性団体「崇神(すじん)・遊の会」が作った僧兵の衣装をお披露目。大島勝子会長(79)ら五人の会員でイラストのイメージから型どりし、地元の布を使って五着を仕上げた。
 当日は、関係者が本格的な僧兵の装束に身を包んで参加者を迎え入れる。他に事業の一環として石動山で修行していた山伏の護符を再現した木版を墨で紙に写し、御利益があるとされる護符を手作りする体験も用意している。
 護る会の高柳光明会長は「感染に気をつけて多くの人に来てもらいたい」と話す。マスク着用や検温、消毒など新型コロナウイルス感染対策を徹底する。
 開会は午前十時〜午後二時半。参加は無料。雨天の場合、ウオークは中止する予定。

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