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焼津港のカツオ窃盗、3容疑者逮捕 4トン抜き取りか

2021年10月8日 05時00分 (10月8日 05時02分更新)
 全国有数のカツオの水揚げ量を誇る焼津港(焼津市)で、水揚げされたカツオの一部を無断で抜き取っていたとして、焼津署や静岡県警捜査三課などは七日、窃盗の疑いで、水産加工会社「カネシンJKS」(同市浜当目)常務取締役の奥山善行(47)=藤枝市藤枝四=と、いずれも運送会社「焼津港湾」(焼津市野秋)社員の白鳥賢(さとし)(47)=同市本中根、杉山智良(43)=同市田尻北=の三容疑者を逮捕した。
 署は七日朝、両社を家宅捜索し、関係書類を押収した。捜査関係者によると、焼津市場でのカツオの不正な抜き取りは三十年ほど前から続いていたといい、県警は他の漁業関係者も関与していた可能性があるとみて、捜査を進めている。
 三人の逮捕容疑は四月三十日、漁船が焼津港に水揚げした冷凍カツオ四トン(計約七十四万円相当)を同港の魚市場から盗んだとされる。カネシンJKSは仲買業者を兼ね、焼津港湾は運送を担当していた。署は認否を明らかにしていない。
 関係者によると、市場で競り落としたカツオを計量する際、一部のカツオを計量せずにトラックで冷凍倉庫に運搬し、盗み出したとみられる。署によると、奥山容疑者が白鳥、杉山の両容疑者に指示していたとみられる。
 漁船を保有する「極洋水産」(同市飯淵)が八月、県警に被害届を出していた。

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