紀平梨花「移動の負担を考慮」アジアンオープントロフィーを欠場 照準をスケートカナダに合わせる
2021年10月7日 14時22分
日本スケート連盟は7日、フィギュアスケート女子の紀平梨花(19)=トヨタ自動車=が、出場を予定してエントリーしていたアジアンオープントロフィー(北京)を欠場すると発表した。補欠選手でエントリーしていた三原舞依(22)=シスメックス=が出場する。
現在はカナダ・トロントを練習拠点としている紀平は同連盟を通じて、「現在の私の拠点であるカナダから中国への移動による負担を考慮し、苦渋の決断ではありましたが、照準をスケートカナダに合わせ集中したいと考え決意しました。スケートカナダでは良い演技ができるよう頑張りますので、応援よろしくお願い致します」とコメントした。紀平の今季初戦は、10月29日に開幕するグランプリ(GP)シリーズ第2戦のスケートカナダ(バンクーバー)となる。
アジアンオープントロフィーは2022年北京冬季五輪のテスト大会を兼ねて、10月13日に北京・首都体育館で開幕する。日本勢は男子の鍵山優真(18)=オリエンタルバイオ・星槎、佐藤駿(17)=フジ・コーポレーション、女子の坂本花織(21)=シスメックス=が出場を予定している。
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