新しい働き方 模索 富山の社長らオンライン討論会

2020年5月22日 02時00分 (5月27日 05時06分更新)

コロナ禍での働き方をテーマにオンラインで意見交換した登壇者(フクール提供)

 ITサービス業のフクール(富山市)は二十一日、新型コロナウイルス感染拡大の中での働き方をテーマとしたパネル討論会をオンラインで開催した。富山県内の中小企業三社のトップや採用担当者がテレワークなどの各自の取り組みを紹介した。
 同社は四月から無料のオンラインセミナーを毎日開催しているほか、毎週火曜に予約制のテレワーク相談会を実施している。この日の討論会は福崎秀樹社長が司会を務め、約五十人が視聴した。
 登壇したのは三四五(みよい)建築研究所(富山市)の稲葉伸一社長、施設の省エネ施工などを手掛ける三耐保温(同市)で企画・採用を担当する土居りょう子氏、機械部品製造の内山精工(上市町)の内山彰博社長。
 稲葉社長は「社内の人口密度を50%以下する数値目標を掲げた」と説明。設計図面などのデータをクラウド管理していたことで円滑にテレワークができたという。土居氏は今春の合同就職説明会が中止になった代わりに、ウェブ上での説明会に参加したことで「関わることのできた学生は昨年より増えた」と振り返った。
 内山社長はコロナ禍で仕事が減る中、今できることとして人材育成や設備保全を例に挙げて「生産が戻ることに備えた準備期間だと捉えている」と前向きな姿勢を示した。(中平雄大)

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