永遠の愛 オンラインで誓う Zoom活用の結婚式サービス

2020年5月27日 02時00分 (5月27日 05時06分更新)

申し込み専用ホームページ「onLINEwedding」(ツナグブライダル提供)

 新型コロナウイルスの感染防止のため、富山、石川両県のブライダル、映像制作業者が協力してテレビ会議システム「Zoom」を活用したオンライン結婚式サービスを始めた。遠方にいながら、参列者らとつながりを感じてもらえるスタイルにして提案していく。 (蓮野亜耶)

富山と石川の業者が協力

 企画したのは、結婚式場での勤務経験があり、式場向けのコンサルタント事業を展開しているツナグブライダル(富山県舟橋村)の大久保晶宇さん(39)と、映像制作のデジカム(金沢市)の宇良将志さん(34)。
 大久保さんは大勢に囲まれた華やかな結婚式にこだわってきたが、三月末にテレビでオンライン結婚式のニュースを見て意識が変わった。画面越しに友人の祝福を受け、幸せそうな新郎新婦の姿に「結婚式は形じゃない」と感じたという。

「新型コロナで結婚式が挙げられなかった人も、思いのこもった式がオンラインで挙げられる」と話す大久保晶宇さん(左)と宇良将志さん=金沢市で

 新型コロナの影響で結婚式の延期が相次ぐ中、「今だからこそできる結婚式を提案したい」と思い立ち、親交のあった宇良さんに映像配信の協力を依頼。「Zoomなら映像の遅延が少なく、実際の式と変わらずできそう」と快諾を得た。
 オンライン結婚式は新郎新婦の自宅などで撮影機材とZoomをつないで行う。参列者が証人になる人前式のスタイルで、二人の思い出をまとめた映像を見たり、事前に郵送した乾杯用の酒や料理を一緒に楽しんだりと、通常の式と同じように時間を共有できるという。
 費用はライブ配信の基本プランで十二万円(税別)。ウエディングドレスなどの衣装のレンタルとヘアメーク代も含めたプランもある。近年は結婚式を挙げない若者も増えており、大久保さんは「コロナが収束しても、低価格で自由にアレンジできるオンライン結婚式が一つの選択肢になれば」と展望を語った。
 希望者は専用ホームページ「onLINEwedding」から申し込める。

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