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<美濃陶芸展>入賞作品紹介(中)

2021年10月7日 05時00分 (10月7日 12時16分更新)
Kの形

Kの形

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<東濃信用金庫賞> Kの形 若尾圭介さん(52) 多治見市住吉町

 手びねりで成形し、開口部をたたいてへこませることで、独特な造形を生み出した。作品名は自身の名前から取り、「自分自身の感性が表出した形」という思いを込めた。焼成で溶けない釉薬(ゆうやく)でがさがさとした硬質な印象を、溶ける釉薬で青みを与えた。筑波大で彫刻を学んだ経験から、造形美の探求に関心を寄せる。「面白いと思ってもらえる形を紡ぎ出せれば」と今後の制作に意欲を燃やす。

<東濃信用金庫賞> 漲(みなぎ)る 川合正樹さん(71)土岐市駄知町

 成形後の土が固まりきらない頃合いを見計らって作品両側の中央部に線を入れ、内側からのはち切れんばかりの圧力を膨らみで表現した。「他の素材ではできない土だからこそ生み出せる『やわらかさ』を生かしたかった」と強調する。仕上げには、四十年以上自身の作品の中で向き合う灰釉(はいゆう)を使用。「年齢を重ねてもまだまだやれる」という思いも作品に込め、今後も作陶に取り組む。

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