県域越え連携「旅する和菓子」 金沢の「清香室町」商品詰め合わせ

2020年5月27日 02時00分 (5月27日 05時06分更新)

全国各地の和菓子のセット「旅する和菓子」を紹介する清香室町の4代目、田中大亮さん=金沢市本多町の清香室町で

 和菓子店「清香(せいか)室町」(金沢市)は島根、岐阜、滋賀の各県の菓子店と連携し、各店の自慢の商品を詰め合わせた「旅する和菓子」を発売した。新型コロナウイルス感染拡大のあおりで売り上げが落ち込む中、県域を越えて企画した。同店のホームページと店頭で扱っている。
 商品には清香室町のクルミ入りもなか、「吉岡製菓」(島根県出雲市)のチーズ入りまんじゅう、「田中屋せんべい総本家」(岐阜県大垣市)のキャラメルを施したせんべい、「とも栄菓舗(えかほ)」(滋賀県高島市)のチョコとベリーを包んだクッキーが入っている。税込み二千四百五十二円。
 清香室町では三月以降に観光客が途絶え、売り上げが前年の一割ほどに減少。和菓子の製造もほとんどできない状況が続いていた。三代目の田中尚行社長(55)が「何かできないか」と思い悩んでいた時、かつて修業した吉岡製菓から「旅する和菓子」への参加を持ち掛けられたという。
 田中社長は「おうち時間に少しでも楽しんで味わってもらえたら。コロナ禍が収束した際にはぜひ、和菓子を求めて各地に旅をしてほしい」と願う。 (高本容平)

関連キーワード

PR情報

北陸経済ニュースの最新ニュース

記事一覧