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名古屋・柿谷曜一朗「まだ何も成し遂げていない」チーム乗せる先制弾で先勝も「2戦目こそ大事」【ルヴァン杯】

2021年10月6日 22時39分

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名古屋―FC東京 前半、先制ゴールを決め雄たけびを上げる名古屋・柿谷

名古屋―FC東京 前半、先制ゴールを決め雄たけびを上げる名古屋・柿谷

◇6日 ルヴァン杯準決勝第1戦 名古屋3―1FC東京(豊田スタジアム)
 歓声の中心で、FW柿谷曜一朗(31)が満面の笑みを浮かべた。前半17分、敵陣右サイドへのロングボールを、FWマテウスが粘って奪取。中央のMF稲垣を経て、相手GKのタイミングを外した状態でボールは柿谷へ。「僕のところはたまたま(最後にボールが回ってきたのが)僕だっただけ。本当に2人(稲垣とマテウス)を褒めたい」。リーグ屈指の技巧派FWにとって、あまりにも簡単な最後の仕事。右足で、冷静に流し込んだ。
 「しっかりと準備をしたことを全員がピッチで表現できた。キャプテンを中心に場面、場面でいい声が出ていた。チームで準備してきたやり方を徹底してやれている」
 3日のJ1広島戦後、フィッカデンティ監督は言った。「チームのために走れない選手はもう使わない。全員の共通理解としてほしい」。指揮官は、チーム全員が走り抜くことで成り立つ強さの陰りを、確かに見て取っていた。
 翻って、この日のチームは全員が走り、激しくぶつかった。その端緒となったのは、前半3分の柿谷。中盤でボールを持った相手に対し猛然と前線から下がって守備。ピンチを未然に防いだ。その献身が、チームに火をつけた。
 1―0の後半21分にFW金崎との交代、ピッチを去る柿谷へ、スタジアムに万雷の拍手が降り注いだ。「得点をできたこと、勝てたことはすばらしいけど、2戦目こそ大事。まだ何も成し遂げていない。決勝に行けばクラブ初、とかは行ってこそ。慢心せずやりたい」。準々決勝に続く先制弾でチームを軌道に乗せたアタッカーの目は、まっすぐ次だけを見つめていた。
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