本文へ移動

歌舞伎「白浪五人男」体験 知波田小児童が文化、伝統学ぶ

2021年10月7日 05時00分 (10月7日 05時02分更新)
和服を着て舞台に上がり、せりふを言う子どもたちにおひねりが投げられた=湖西市の知波田小学校で

和服を着て舞台に上がり、せりふを言う子どもたちにおひねりが投げられた=湖西市の知波田小学校で

  • 和服を着て舞台に上がり、せりふを言う子どもたちにおひねりが投げられた=湖西市の知波田小学校で
  • 手の甲におしろいを塗ってもらう子どもら=湖西市の知波田小学校で
 湖西市大知波の知波田小学校児童が、地元の文化や自然、伝統などを体験を通して学ぶ「ふるさとの日」が六日、学区内の各地で開かれた。全校児童が、地元の人らから手ほどきを受けながら、さまざまな体験をした。 (桜井祐二)
 一〜六年の各学年の人数がバランス良くなるように五グループに分かれ、農業体験をしたり、寺や神社を見学したりした。このうち校内であった歌舞伎体験では、児童二十八人が湖西歌舞伎保存会の青島一郎代表(62)ら四人から歌舞伎の魅力を学んだ。
 化粧体験では保存会のメンバーから、手の甲にはけを使っておしろいを塗り、スポンジでならしてもらった。六年の山本満悠(みはる)さん(11)は「思ったよりも白くて冷たかった。スポンジが柔らかかったけど、粉っぽい感じがした」と話した。
 演技体験では児童五人が和服を身にまとい、和傘を持って舞台に整列。演目「白浪五人男」の短いせりふを交代で元気良く演じた。見守った児童からは「待ってました」「日本一」と掛け声が上がり、色紙を使って自分たちで作ったおひねりを投げて、歌舞伎座の雰囲気を味わった。舞台に上がった六年の水野希望(のぞむ)君(11)は「学習発表会よりも緊張した。歴史が好きなので、江戸時代を感じられて良かった」と喜んでいた。
 演技体験に先立ち青島代表が、歌舞伎の歴史や、かつては湖西でも地元の人たちが役者になって歌舞伎を演じていたことなどを説明した。青島代表は「舞台に上がり、せりふまで言ってもらったので、歌舞伎に興味を持ってほしい」と期待していた。
 体験は、新型コロナウイルス感染防止のため、児童たちはマスクをするなどして実施した。

関連キーワード

おすすめ情報