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未来を当てた好奇心 真鍋さんノーベル賞、中部で喜びの声

2021年10月6日 05時00分 (10月6日 05時01分更新)
安成哲三さん(左)の研究室で会話を楽しむ真鍋淑郎さん=名古屋市の名古屋大で(安成さん提供)

安成哲三さん(左)の研究室で会話を楽しむ真鍋淑郎さん=名古屋市の名古屋大で(安成さん提供)

 ノーベル物理学賞の受賞が五日に決まった米プリンストン大上席研究員の真鍋淑郎さん(90)は、名古屋大で特別招聘(しょうへい)教授を務めていた経験もあり、交流のあった研究者らが祝福した。地球温暖化の防止や二酸化炭素(CO2)の削減が喫緊の課題となる中で、中部地方で環境問題に取り組む団体からは、活動への励ましともなる一報に喜びの声が湧いた。
 真鍋さんを名古屋大の特別招聘教授に招いた安成哲三名大名誉教授(74)は「今の最新研究の原型が真鍋さんのモデル。ノーベル賞も当然だと思う」と功績をたたえ、「好奇心の塊で、学生の発表も一生懸命聞いて助言してくれた」と名大時代を懐かしんだ。
 安成さんは筑波大教授だった一九九七年、海洋科学技術センター(現・海洋研究開発機構)などの共同プロジェクト「地球フロンティア研究システム」に参画し、真鍋さんと出会った。安成さんは後に名大教授となり、研究プロジェクトのリーダーとして、米国に戻っていた真鍋さんを二〇〇七年に特別招聘教授として名大に招いた。
 当初は年に一度ほど名...

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