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石川遼が来季から参戦を目指す米下部ツアー 鍛え上げられた出身者が続々と【武川玲子コラム】

2021年10月6日 06時00分

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石川遼

石川遼

◇コラム「ゴルフ米ツアー見聞録」
 25歳のサム・バーンズ(米国)が今季開幕2戦目の米ツアー、サンダーソンファームズ選手権(米ミシシッピ州)を制し、ツアー通算2勝目を挙げた。
 バーンズは、石川遼が来季から参戦を目指す米下部ツアー「コーンフェリー・ツアー」の出身だ。ルイジアナ州立大で活躍し、2017年に同ツアー最終予選会で7位に入り、18年は同ツアーで戦った。1勝を挙げ、「入れ替え戦」と日本で呼ばれるファイナルスで7位に食い込み、昇格を果たす。
 翌シーズンから米PGAツアーでプレーし、3年目の20―21年シーズンに才能が一気に開花した。今年5月のバルスパー選手権でツアー初優勝を飾り、4年目の今季は早々に勝利した。
 米ツアーは12年、PGAツアーに直接参戦できる出場権を廃止した。予選会からの挑戦は13年以降、コーンフェリー・ツアーに限られる。下部ツアーで経験を積ませ、世界トップのPGAツアーで戦う準備をさせたい意向が背景にある。現在トッププロとして活躍するジャスティン・トーマスやトニー・フィナウ(ともに米国)、任成宰(イム・ソンジェ、韓国)も下部ツアーで鍛え上げられた。
 石川は昨年2月、メキシコの世界選手権で「コーンフェリー・ツアーから再びPGAツアーを目指したい」と米メディアに語り、今回の挑戦表明は「有言実行。石川がアメリカに戻ってくる」とこちらでは注目を集めている。
 今年の2次予選は、10月半ばに全米5会場で開催される。一昨年の実績を踏まえると、上位20位前後が最終予選会(11月4~7日・ジョージア州)へ進む。最終予選会への出場を目指す石川は、この2次予選をまずは突破しなければならない。(全米ゴルフ記者協会会員)
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