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引退会見…荒木絵里香の7歳愛娘は泣いた「ママがバレーボール選手じゃなくなっちゃう」【バレーボール】

2021年10月5日 15時46分

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晴れ晴れとした表情で引退会見したトヨタ車体の荒木

晴れ晴れとした表情で引退会見したトヨタ車体の荒木

 バレーボール女子代表として五輪4大会に出場した荒木絵里香(37)=トヨタ車体=の現役引退会見が5日、名古屋市内であった。結婚、出産を経て太く長い競技人生を全うをした荒木は「バレーボールを味わい尽くせた」とすがすがしく語った。
 自称「不器用な選手」が偉大な足跡を残した。必殺のブロックとリーダーシップで、2012年ロンドン五輪では銅メダルに貢献。「下手なのがわかっているから、うまくなりたい一心で続けてきた。あきらめが悪い選手でした」。笑顔で競技人生を振り返った。
 「この1、2年は限界を感じていた」と言う。東京五輪を最後と思い定め、代表主将として奮闘した。引退の決断に、「これからはおうちにいるんだ」と喜んだ7歳の娘は、最後の試合を見届けると、「ママがバレーボール選手じゃなくなっちゃう」と泣いた。
 思い出の試合にはロンドン五輪準々決勝・中国戦を挙げた。「数え切れないほど試合をしたけど、フルセットで全てが2点差という試合は他にない」と語る。引退の報告は、当時の戦友で元日本代表の木村沙織さんにも。「彼女と同じ時代を生きて、彼女からもらったエネルギーは大きかった」と感謝した。
 今後は、トヨタ車体の「チームコーディネーター」として強化に携わる一方、大学院でコーチングなどを勉強する。「バレーボール、スポーツについて学びを深める。女性の社会参画にも貢献したい。出産、復帰するのが当たり前の選択肢になればいいな」。貴重な経験を伝えていく。

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